ACTIVITIES
カルチャー・今までの取り組み

熊本に愛され、
熊本を愛す百貨店
鶴屋百貨店は、
熊本の地で地域密着の百貨店として
地元の皆様と共に歩んできました。
ここでは、鶴屋百貨店の社員が
大切にしていることを伝えると共に
今まで取り組んできた活動や企画について
ご紹介します。
社員が大切にしているカルチャー
OUR CULTURE

社員の想いが生み出す価値の循環
〜百貨店から熊本を元気に〜
私たちの百貨店では、社員一人ひとりの思いや経験が価値を生み出し、それが地域社会へと広がる循環を大切にしています。
社員が大切にしているカルチャーには、リアルなコミュニケーション、新しいアイデア、接客の価値、商品開発のノウハウ、商品に対する熱意、お取引先様との信頼構築、特別感の提供、そして学び続ける姿勢といった9つの要素があります。これらが相互に影響し合い、強固な基盤を築いています。
この基盤の上に、私たちは「お客様に幸福な体験を提供する」というミッションを掲げ、日々の接客やサービスを通じてその実現に努めています。そして、その積み重ねがやがて百貨店全体の活力となり、熊本の街を元気にする力へとつながっていくのです。
社員の想いが生み出す価値の循環を通じて、百貨店は地域社会に貢献し、今後も熊本の発展に寄与していきます。

今までの取り組み
EFFORT
社員一人ひとりの経験がたくさんの
価値をもたらしてきました。
鶴屋百貨店では、社員の企画から生まれた
新しい取り組みがたくさんあります。
# 01 「鶴屋ラララ大学」

百貨店の「知」をお客様にお届けする
「鶴屋ラララ大学」
[ 2015年3月〜 開始 ]
「鶴屋イノベーションプロジェクト」の一貫としてスタートした、アイデア・スキルアップセミナー「鶴ゼミ」の中で、社員が提案したことから鶴屋ラララ大学はスタートしました。大学と言っても、教室は、鶴屋百貨店の中。先生は、私たち鶴屋の従業員。色々なモノを扱う百貨店の仕事を通じて、自然と身についたお得な知識やスキルを講義形式でお客様にお伝えしている、鶴屋ならではの取組みです。
鶴屋ラララ大学は、毎日の暮らしを豊かにするお手伝いがしたいという思いのもとスタートしました。
百貨店のスタッフは、日々の業務を通じて、商品やその分野に興味を持つようになり、いつしかその分野自体を好きになっていきます。そして、好きだからこそ、より専門的な知識やスキルを深めていきます。こうした知識はお客様の役に立ち、お客様の暮らしを豊かにするものだと信じていますが、売場で話すとセールストークとして受け取られてしまうことも少なくありません。
自分たちが持っている知識や楽しみ方を、もっと自由に、素直に、思いきり伝えたい。そんな鶴屋の中にある“知”や“想い”を「講義」というかたちでお届けすることで、毎日の暮らしを豊かに、そして楽しくするお手伝いができればという思いで、鶴屋ラララ大学はスタートしました。
どこでも商品が気軽に手に入る時代において、お客様が鶴屋に“わざわざ足を運んでくださる価値”とは何か。販売員が対面でお客様をおもてなしする“意味”とは何か。
そう自問する中で、私たちは、「これからの百貨店は、たくさんの知識が集まる『百知』店であるべきだ」と考えるようになりました。
鶴屋ラララ大学を通じて、百貨店はモノだけでなく、モノのまわりにある知識や楽しみ方も扱っている——
その価値を感じていただくために、これからもお客様の暮らしに役立つ講義を行っていきます。
白ワインの講義を受けたお客様より

- ・白ワインは好きなのに知識がなかったため、とても勉強になりました!
- ・色々なワインを試飲できましたし、講義もとても楽しかったです。おつまみもおいしかったです!
- ・とても満足しました。これまで、白ワインは夏の時期しか飲んでいませんでしたが、しばらくは白の飲み比べを楽しんでみたいと思います。
メークの講義を受けたお客様より

- ・とても分かりやすく、すぐに取り組めることばかりで、役立つ良い時間でした。
教えてもらったことを意識してメークしたいと思います! - ・メークの仕方について学ぶ場がなく、ずっと自己流でアップデートもできていなかったので、今回学ぶことができてよかったです!先生がとてもおきれいで、がんばれば先生のようなメークができるのか?!と希望が持てました。
お花の講義を受けたお客様より

- ・とてもゆっくりとリラックスできる時間を過ごすことができました。内容も興味深く聞きやすかったです。毎日の心のゆとりのために、お花のある暮らしを取り入れたいと思いました。
- ・講師の方のお人柄も素敵で、内容も良く、実践、お土産もあって大満足です♡
第一印象から先生のファンになりました!先生のことをもっと知りたいので、お菓子作りや刺繍の講義もぜひ開催していただきたいです!
# 02 「100%熊本百貨店」

熊本地震からの復興を応援する通販サイト
「100%熊本百貨店」
[ 2016年6月〜 開始 ]
地震の被害を受けた熊本を「元通り100%の状態に戻すこと」を目的にスタートした、鶴屋オンラインストア上の取組みです。どこでもだれでもアクセスできるオンラインの特性を活かし、熊本の生産者や事業者の商品を、県内にとどまらず広くご紹介することで、復興を支援してきました。
100%熊本百貨店は、熊本の今と未来を応援したいという想いからスタートしました。
「熊本をいちばん愛する郷土のデパートとしてふるさと熊本を元通りの100%の状態にしたい。」熊本地震発生直後の2016年6月、私たちはその思いを込め、熊本の県産品をご紹介するインターネットだけの百貨店『100%熊本百貨店』をスタートいたしました。
実際に、「ぜひ熊本に貢献したい」という想いから、このサイトを通じて県産品をご購入くださるお客様も多く、百貨店の存在意義である「モノを通して地域に貢献する」ということを改めて実感する活動となりました。
サイト発足当初は、売上の一部を各被災地へ寄付をしておりましたが、寄付金額が10,000,000円を達成したことを区切りとして、各被災地への寄付については、2020年2月末をもって終了させていただきました。
現在では、熊本で頑張る人たちの、モノづくりへの熱い思いや素敵な商品をご紹介し、販売することで、熊本の事業者や生産者を応援していくと共に、皆さまの「熊本が好き」の気持ちをふるさとの未来へつなげるサイトとして運営を続けています。
人とモノのストーリー 2024冬
# 03 「鶴友奨学会」

熊本の学生を奨学金給付により支援する
「鶴友奨学会」
[ 1974年3月〜 開始 ]
鶴友奨学会は、熊本県内の高等学校・高等専門学校・大学で学ぶ意欲のある皆さんに十分な学習環境を提供したいという鶴屋百貨店の願いにより、1974年に株式会社鶴屋百貨店の株式を基本財産とし設立されました。2024年には、設立50周年を迎え、これまで450名以上の学生を支援しています。
鶴友奨学会は、「学びたい」という想いを支えるために生まれました。
熊本県内の高等学校・高等専門学校・大学に在学する、学業・人物ともに優れ、健康でありながらも、経済的な理由で進学や修学の継続が困難な学生の力になりたい――
そんな願いのもと、1974年(昭和49年)3月に設立されました。
2011年には新たに「公益財団法人鶴友奨学会」として歩みを進め、2014年からは、学生一人ひとりがより早く経済的に自立できるよう、貸与型から給付型の奨学金制度へと移行しました。
毎年20名程度の学生を採用しており、これまで支援してきた学生は450名を超え、各分野で活躍されています。
地域の将来世代への支援も、地域の百貨店として重要な役割です。
学ぶ意欲のある学生に、のびやかに能力を発揮できる機会を届けたい。その想いを胸に、私たちはこれからも未来を担う若者たちを支援していきます。
まだまだ、たくさん。
その他の取り組みを見る

Policy
基本方針
鶴屋百貨店では、持続的な企業価値向上を
目指して、あるべき姿を目標として設定し、
バックキャスティングによって具体的な行動計画を
策定し、全社員で取り組んでいきます。
“熊本のプラットフォーマーを
目指した鶴屋の再構築”
Strategy
重点戦略
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# 01
鶴屋MDの再構築
~熊本NO.1の高感度上質なモノ・コトの提案~
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# 02
次世代顧客基盤の確立
~顧客理解に基づく
マスから個への顧客
コミュニケーション転換~ -
# 03
科学的視点による
業務構造改革~CX・EXの最大化を
両立する基盤強化~